2016年9月22日木曜日

「君を読む」

今回はフォトグラファー・蒼井ブルーさんの「君を読む」について

情けないことに、ついこの間まで
蒼井ブルーさんのことを存じ上げておらず
先日ツイッターで私がフォローしている方が
この「君を読む」をいう本を紹介していて
とても興味が湧いたので、ツイートを見た次の日に即買いしました。(笑)

昨日やっと読み終わったので私も紹介したいと思います😎✨

こちらが表紙です。
まず書名の部分がかわいい。
書体もそうですし、絶妙な明るめの青色。
さらに透明感のある写真にとてもマッチしていると思います。

蒼井さん自身の紹介文に「写真と文とコピー」と書かれているので
写真も中の文章もすべて蒼井さんの撮り下ろし、書き下ろしのものなんです。

そして帯に目をひくキャッチコピーがありますね…
「恋をすると、読みたくなる」。
私自身、恋をしていないのですが、
なんだか惹かれるキャッチコピーですよね。
キャッチコピーってすごく重要な役割を担ってますよね…。つよい。

続いてお気に入りのページを少しだけ


写真と文がとてもマッチしていて
読んでいると感情が高まりました。
この最初の何ページかは、このページのように
フルカラーの写真に、黒のテキストで
本文になるテキストの色はただの黒ではなくて
またしても青色に統一されています。
それに伴い、写真もモノクロに変わります。
そこもまた良い。雰囲気と伝わってくる感じが変わります。

テキストのレイアウトもおもしろいです。
1ページの中で縦書きのテキストと
横書きのテキストが混在しているページがあります。
こんなレイアウトの仕方もあるんだなと発見。

これだけの写真の数に対し、テキストは短く1行。
これもひとつの魅せ方ですよね。

最後に帯の裏面
ここにも詩が☺️
本の本体も帯もひとつの作品だと思わされます。

読み終わったあと
すごく心が温かく、でもどこか切なくなりました。
詩集なのでサクサク読めたし、詩ひとつひとつが
幸せだったり、切なかったり、平凡だったり、、
とてもよかったです。
恋をしていても、していなくてもオススメできる本です。
「君を読む」ぜひ一度読んでみてください。

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